腰痛持ちが選んだ椅子は堅い木製の椅子

腰痛持ちが選んだ椅子は堅い木製の椅子でした

30歳代半ばにギックリ腰をやってしまいました。仕事は事務系でしたので、一日事務所で仕事をすることが殆どでした。

 

50歳ころまでは体力があったでしょう。

 

腰が痛くなっても一晩寝ると何もなかったように戻っていました。

 

腹筋や背筋などの筋力が強かったので腰痛を抑え込んでいたのだと思います。   

 

ところが自覚症状は全くありませんが、身体は正直です。50歳を過ぎてから腰痛がよく起るようになりました。

 

時々じわっと痛くなります。

 

心配なので外科医に見てもらいました。レントゲンで見ると尾てい骨から4〜5番目の脊椎が少しすり減っている様子が分かりました。

 

外科医からは、これ以上悪くしないように体操などをして上手に腰痛とお付き合いしてくださいと言われました。   

 

体操などの運動をして筋力を鍛えることは大切だと思いましたが、座る姿勢も大事だと思いました。

 

55歳で退職して、家での仕事になりました。

 

パソコンに向かって一日の大半仕事をしています。

 

事務椅子に長く座ることは腰に悪いので、一時間ごとに立ち歩きなどして雑用をするようにしました。

 

ですが、椅子がどうもしっくりしません。

 

座部の角度や高さを変えるのですが、最初は良くても数日すると良く合いません。

 

色々な椅子、4種類を使ってみました。すっきりしません。

 

ここ3年間くらい使っている椅子は、食堂用の木の椅子です。

 

堅い椅子です。堅いクッションを置いて使っています。腰の当たりもいいので、腰が気に入っています。

 

身近な思わぬところに、自分の状態に適した椅子がありました。

 

暫らくは食堂椅子のお世話になると思います。

 

私が選んだ腰痛防止の椅子

 

普段何気なく腰掛けます。椅子に、クッションに、ベンチに、電車の座席に、畳に、車の座席に、私たちは毎日何度となく座ります。

 

合計時間はどれほどになるでしょう。

 

元気な時は全く苦にならない座る行動ですが、ぎっくり腰などで腰を痛めた者にとっては、その行動の毎にこの椅子は自分の腰に負担が掛かるのではないかと気にします。私もその一人ですからよく分かります。  

 

座り仕事ですので、とりわけ椅子には苦労しています。

 

事務椅子は立ち歩きには適しているのですが、長い時間仕事をするにはあまり適していないのではないかと思っています。

 

腰の当たりが良くありませんし、よく動きすぎます。

 

いくつかの種類の事務椅子を使ってみましたが、どうも腰にぴったりしません。短時間で腰が痛くなってくるのです。  

 

そこで動きにくい堅い椅子がいいのではないかと考え、試しに食堂の木の椅子を使ってみました。

 

クッションも堅いのやら柔らかいのを使ってみました。

 

ド−ナツ型の固いクッションが一番ぴったりと合いました。

 

堅い木製の椅子に堅いクッションが、私の腰に適したのか腰痛があまり出なくなりました。   

 

しかし油断は禁物で、椅子に座る時は腰を真っ直ぐに伸ばし、顎を引き、前かがみの姿勢にならぬように気をつけ、足は膝が直角になる位置に置くようにして座っています。

 

腰痛とは長い付き合いになると思いますから、運動で筋肉が衰えるのを防止するのは勿論ですが、座る椅子にも十分注意したいと思います。

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